入学式の祝電

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入学式というのはお祝い事です。お祝い事となると付き物なのが祝電、つまりお祝いの電報です。祝電というと結婚式や何かの授賞式などを想像しますが、果たして入学式に祝電というのはどうなのでしょうか。入学式の祝電にまつわるマナーについてお話したいと思います。
入学式に祝電を打つことは実際にあります。ですが結婚式のように全ての人が同じ目的で利用しているのとは若干違う気がします。それでは入学式の祝電について実例を交えてご説明します。
まず祝電をどこに送れば良いのか?意外にここで一度考えてしまいますね。結婚式なら披露宴が行われている会場に送ればOKなのですが。果たして入学式の祝電はどこに届ければ良いのでしょうか。常識的に考えて、誰か特定の新入学生に対して祝電を打つ場合は入学式の会場に送るのはナンセンスです。他の新入学生もたくさんいるのですから。会場に届く祝電というのは、一般的にそこにいる新入学生全員に向けられたものであるのが一般的です。「本日ご入学された皆さん、ご入学おめでとうございます」といった具合です。おおむねこの手の祝電は地元選出の代議士であったり、その学校出身の名士だったりします。筆者が知っている限りでは、熱心なセンセイになると地域の学校で行われる運動会や発表会にも祝電を寄せています。
そうではなく特定の新入学生に対して祝電を打ちたい場合は自宅に送るのが無難です。それなら確実に本人や親御さんの手元に届きますし、他の人の手前を気にすることもありません。
次に重要なのが宛先です。ここで言う宛先というのは住所という意味ではなく、誰に対して送るのかという意味です。幼稚園や小学校くらいまでは親の手を離れていないので入学式の祝電は親御さんに対して送るのが一般的とされています。もちろん祝電を打つのは本人宛ですが、そこに保護者の方の名前を併記することになります。
中学校以上の学校になると保護者の方ではなく、新入学する本人に祝電を打つのが一般的です。特に中学校以上の学校になると受験の結果難関校に見事入学したというケースもあるので、その場合はお祝いムードを盛り上げるような文章を送ってあげたいところです。

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このページは、isが2008年1月30日 10:16に書いたブログ記事です。

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